草刈機(刈払機)について　ー 持ち運び ー

草刈は自宅周辺に留まりません。
畑や田んぼが家の近くとは限りませんし、道普請などの地域の奉仕活動で草刈りをすることもあります。
そうなると『長くて重い草刈機』を運ぶ必要が出てきますが、これがまた運びにくい。
結局田舎の必需品、車に積み込むワケですが…。
ワタクシが経験と独断と偏見で説明する『草刈機(刈払機)について』、今回は『持ち運び』という視点で私見を述べます。

軽トラが欲しい！？

皆さんご存じの通り、草刈機はシャフト部分があって結構長い(一部例外有)。
ワタクシの乗用車は今現在『５ドアハッチバック』なので、リヤシートを倒せばリヤハッチから結構荷物は積めるんですが……長い荷物は積みにくいんです。
助手席のシートが前か後ろに思い切って平らになるまで倒れてくれればイイんですが、乗用車なモンですからそんな機能はアリマセン。
運転席と助手席の間にシャフト部分を通して積むことになるワケです(なんか邪魔だよなァ)。
そしてエンジンタイプの草刈機から漂うガソリン臭。
買ってから10年以上経つ安車だからあまり躊躇なく積んでますが、新車とか高級車とかカッコイイ車とかに積む気にはならないでしょう。
そもそもカッコイイ車(スポーツタイプ)には物理的に狭くて積めません。
だけど軽トラなら維持費が安い上に、細かいことは気にせず草刈機が積めるんです！
　○草刈機を余裕で積める長くて広い荷台
　○外に積んであるから車内は匂わない。
　○積み下ろしが楽チン(これ大事)。
軽トラは田舎の頼れる相棒です！
しかし、ご存じだと思いますが軽トラには弱点があります。
シートが2つしかないのと荷台が雨曝しという２点です。
軽トラにファミリーカーの役割は無理です。
当然荷台に人を乗せて走行してはイケマセン！
ただし荷台に幌やシートをかけて荷物を積むことはできます。
これなら荷物を濡らさずに済みます。
……草刈機を運ぶだけなら雨を気にすることは無い気もします。
だって業者でもないのに雨降ってる日にワザワザ草刈りしますか？

軽の箱バンは？

軽の箱バンの魅力は、積載能力が高く柔軟に使える荷室にあります。
リヤシートは狭い上に背もたれが低く座り心地は悪いのですが、普段は一応４人まで乗れます。
助手席のシートを前へスライドしてリヤシートを倒せば草刈機も無理せず積めるでしょう。
荷台ではなく荷室になるので、風雨でも荷物が濡れる心配はアリマセン。
荷台で横になれば、足を延ばして車中泊も出来ます(高身長の人は知らん)。
ただし強風時は車体に高さがあるので風に煽られ運転が安定しないのと、草刈機を積むとガソリンの匂いが室内に漂うのは仕方が無いことです。
軽トラに比べれば草刈機の積み下ろしには気を遣いますが、維持費も安く、日常・レジャー・仕事に幅広く使えるのが軽の箱バンなんです！
……家族４人で遠くへお出かけするには、ちょっとツライでしょうね(苦笑い)。

持ち運びに便利な？草刈機

草刈機のシャフト部分が分解できるタイプと伸縮するタイプが有るそうです。
見たことはアリマセンが、充電式(バッテリータイプ)や電動式(プラグをコンセントに差し込むタイプ)なら、比較的軽いので車が無くてもバッグに入れて運べるのかもしれません。
尚、充電式は燃料不要なので、匂いを気にせず車に積み込めると思います。
また、電動式は現場にコンセントが無いと使えないので、運んで使うケースは稀だと思います(発電機を使えれば大丈夫だと思いますが、積むとガソリンの匂いが…)。

皆さん既にお気付きかもしれませんが、今度ワタクシが車を買い替えるとしたら『軽トラ』か『軽の箱バン』か思案しているだけです。
どちらも田舎の頼もしい実用車です。
ちなみに軽トラ・軽の箱バンの２WＤは後輪駆動なので、雪道では滑って大変危険なため、新潟では４ＷＤが必須となります。

ご覧頂きありがとうございました。
次回は『草刈機使用時の注意』という視点で説明致します。