タイヤ交換 ー ホイール付きタイヤの脱着作業 ー

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雪国の皆さん、車のタイヤ交換はお済みですか?
普通タイヤからスタッドレスタイヤへの交換(またはその逆)ですが、ホイールを組み込んであるタイヤの交換であれば、車に備えてある必要最低限の工具を使って自力で交換することができます(力が少々必要ですけど…)。
ホイール付きタイヤの交換(脱着作業)は、自動車整備工場やガソリンスタンド等の業者に頼めば有料でサービスを受けれますが、自分で作業を覚えておいても損は無いハズです。
本当は簡素な車載工具よりもイイ工具の方が作業がやり易いし、安全の為には使いたい道具が他に有るのですが、まさかの緊急事態も踏まえ、敢えて今回は『車載工具で行うホイール付きタイヤの脱着作業』を説明します。
モチロン、極力安全に気を配った作業内容で説明をします。

慣れない場合は、急がず丁寧に正確な作業を行いましょう。
もし危険を感じたら、無理せず業者に頼みましょう。

車載工具&ジャッキ

まずは車の中から車載工具とジャッキを取り出しましょう。
通常、車体後部のトランク部分に備えてありますが、車種によってはシートの下だったり、グローボックスの中だったり、別々の場所に分けてあったりします。
多くの場合、以下の3点が有るハズです。

画像の左から
 ●レンチ
 ●ジャッキ(パンタグラフジャッキ)
 ●ジャッキハンドル

…これだけです。
他に『牽引用フック』も備えてある場合がありますが、タイヤの脱着作業には使いません。

※クロスレンチ・トルクレンチ・ジャッキスタンド・輪止め・フロアジャッキ等を使えば、より手際よく安全かつ正確に作業できます。

作業の前に…

手が汚れるので、軍手か作業用グローブを着用しましょう(ケガの予防にもなります)。

作業は必ず広く平らで地面が硬い場所で行ってください。
坂道や ぬかるむ不安定な場所では、ジャッキがズレたり倒れる可能性が有るので非常に危険です。
それと子供や車等が近寄らないよう気を付けて下さい。

作業手順

【1.駐車】
まず車のエンジンを止めて駐車ブレーキをかけ、ギアシフトをAT車はパーキング、MT車はバックに入れて、ジャッキアップ(車体を持ち上げる)したときに車が動き出すのを防ぎましょう。
駐車ブレーキは後輪にしか効きません。


【2.タイヤの確認】

取り付けるタイヤの確認をしましょう。
通常 運転席ドアを開けると、ピラー部分にタイヤサイズとタイヤ空気圧が記載されたステッカーが貼ってあります。。
画像ではタイヤサイズは『165/70R14』と指定されています。
タイヤの側面にタイヤサイズが記してあるので確認しましょう。

普通タイヤの場合は必ずスリップサインを見て、タイヤ溝の深さを確認してください。
スリップサインはタイヤの縦溝の底に有る突起です。
タイヤの摩耗により、溝の深さとスリップサインの高さが同じになっているモノは、溝が浅く法令違反になるので使用してはイケマセン。
また溝の浅いタイヤは排水能力が低いので、路面が濡れていると滑り易く大変危険です。

スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)の場合はプラットホームを見て、タイヤ溝の深さを確認してください。
プラットホームがタイヤの接地面と同じ高さであれば冬の使用は止めましょう。
但しスリップサインが接地面まで出てきてなければ、普通タイヤとして使うことは出来ます。
こちらも空気圧が著しく低くないか確認します。

※タイヤを触って空気圧が著しく不足していたら、この時点で空気圧調整をしてください。
空気圧調整については後程説明します。

※タイヤの側面に深い傷が有るものは、危険なので使用してはイケマセン。


【3.ホイールナットを緩める】

ジャッキアップ(車体を持ち上げる)前にレンチを使ってホイールナットを少し緩めます。
もしホイールカバーが取り付けてあれば、先にマイナスドライバー等を使って取り外します。

※ホイールナットは きつく締められているので、ジャッキアップしてから緩めようとすると車体が揺れて大変危険です。


【4.ジャッキアップ】

ジャッキをジャッキアップポイントに合わせ、ジャッキハンドルを回してタイヤが地面から浮くまで車体を持ち上げます。
ジャッキアップポイントは通常はタイヤ付近のボディにありますが、例外もありますので取扱説明書等で必ず確認してください。

※ジャッキアップポイントを間違えると、車体の破損や落下事故に繋がる可能性があります。


【5.タイヤの取り外し】

まずホイールナットを回して全て外します。

次にタイヤを取り外します。
このときホイールの穴にブレーキ側のボルトのネジ山が引っかかるなら、タイヤを少し持ち上げるようにしながら外してください。


【6.タイヤの取り付け】

取り付ける方のタイヤを嵌めて、ホイールナットを締めてください。
いきなり1つのナットをきつく締めずに、画像の順番のように、クロスパターンで(締めるナットを対に替えながら)、数回に分けて均等に締めていきます(①~④の順番で少しづつ締めることを繰り返す)。

※ボルトのネジ山を潰さぬよう、ナットは初めは手で回して取り付けて下さい。


【7.ジャッキダウン】

ジャッキハンドルを回して車を地面に降ろします。
浮いてるタイヤの下に工具等が置いてないか気を付けて下さい。


【8.ホイールナットの増し締め】

タイヤが地面に接地した状態でホイールナットを増し締めします。
締める順番は先に説明した通りです。
しっかり両手で きつく締めてください。
決してレンチの握り棒部分を足で踏んで締めてはイケマセン。
締めすぎてボルトが折れてると厄介です。
もしホイールキャップが有れば取り付けてください。

※外したタイヤは日の当たらない場所に保管しておきましょう。


【9.空気圧調整】

上記作業が四輪全て終わったら、空気圧調整を行います。

※MT車はバックに入れたギアシフトをニュートラルに戻してからエンジン始動しましょう(今はクラッチスタートシステムが普及しているから心配無いかも…)。

『空気充填機』があるガソリンスタンドなら、空気圧調整は手軽にできます。
スタッフに頼めば無料でやってもらえる場合もありますが、マナーとして給油や洗車のついでに頼むのが無難です。

念の為『空気充填機』の使用方法を簡単に説明します。


【9-1.空気圧の設定】

メーターに空気圧を設定してください。
先に説明した車のステッカーに空気圧が指定してあります。


【9-2.空気の補充】

まずエアバルブのキャップを回して外します。
小さくて軽いので、紛失せぬよう気を付けて下さい。

次に『空気充填機』のノズルをタイヤの差込口(バルブ)に差し込みます。
すると設定された空気圧になるまで自動で充填されます。

空気の充填が終わったら、バルブのキャップを忘れずに取り付けてください。

※タイヤの空気の抜き方は省略します。
スタッフの方に聞いて下さい。


【9-3.片付け】
空気圧調整作業が四輪全て終わったらタイヤ交換(脱着)作業完了です。
『空気充填機』のメーターを元に戻し、ノズルのホースをキレイに まとめて片付けてください。

最後に…

タイヤ交換は安全に正確な作業を行うことが何より重要です。車両取扱説明書を必ず確認した上で、安全な場所で作業してください。
今回は車載工具での作業を説明しましたが、もし有れば、クロスレンチ・トルクレンチ・フロアジャッキ・ジャッキスタンド・輪止め等を正しく使って作業してください。
不安であれば無理せず専門家に頼みましょう。

コメント

  1. まか より:

    おおお~
    タイヤ交換、実は自分で一回したことがあります!

    スゴイのが、教習所を卒業して一か月以内でした笑
    教わったように安全な路肩に停めて、からスタートしました。習いたてだったのでスムーズにで出来ましたが、いまは100%無理な自信があります!!
    その時が来たら、簡潔で分かりやすいこの記事を真っ先に頼りますね。

    ちなみに二輪車の時はタイヤ交換の授業無かったなー、と今思いました。笑
    本当は大型二輪取りたかったのですが、どういうわけが足が胴体よりも短くて諦めました。
    残念です。

    もう雪タイヤの季節ですねー。
    気をつけて頑張ってくださいね♪

    • 一匹ウサギ より:

      タイヤ交換作業よりも説明する方がメンドクセーと思い知らされたブログ記事作成でした(笑)。
      『簡潔で分かりやすい』とご感想を頂けて、誠に嬉しく存じます。
      作業は無理せず安全に気を配れば誰でもできるハズです。

      私も若い頃は大型二輪に憧れましたが、普通二輪で充分と感じ、近頃は流行りの小型二輪に興味が沸いてきました。
      バイクのスケールダウンは よくある話です(笑)。

      まだツイッターは弄ってませんが、いずれ手を出す所存です(笑)。
      それと身体にお気をつけて。

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