雪国の皆さん、冬支度は終わりましたか?
豪雪地帯では植木の上に湿気の多い雪がたくさん積もると、その重みで枝が折れたり曲がったりします。
そのため雪が降る前に、『雪囲い』といって木材や竹・荒縄やヒモなどを使い、植木の保護や補強、そして建物の保護なんかをするのです。
雪囲い等の作業で、荒縄を結ぶのに『疣結(イボイ)』という結び方があります。
これはコツを掴まないとナカナカきつく結べないのですが、慣れると速く きつく結べるようになります。
そして しっかりと結べるので簡単に解けることも無く、安心できて見た目もイイ結び方です。
この『疣結(イボイ)』、他にも『イボ結び』とか『男結び』といった呼び方が有るようですが、雪囲い以外にも使い道がありそうなので覚えておいて損は無いハズです。
この際覚えてみませんか?
用意するモノ
・荒縄(ヒモでも良い)
・ハサミ
結び方
荒縄を対象物に巻き付けて、先端側と元側の縄を交差させたまま元側で輪を作り、その輪の根本に先端側を巻き付け元側の縄を引いて締めるだけ…なのですが、各工程で遊びが生じないようにしないと、結んでもユルユルになってしまいます。
遊びが生じないように荒縄を取り回し、余計に捻じらないようにするのが きつく縛るコツです。
それでは画像を参考に細かい説明を記します。
※右利きを前提に説明します。
【荒縄を対象物に巻く】
杭などの対象物に、時計の反対周りで荒縄を下から上に向かって巻き付けます。
この時、荒縄に遊びが生じないように巻いて下さい。
【荒縄を交差させる】
縄の先端側を上、元側の方を下にして荒縄を交差させます。
右手で先端側、左手で元側を持つことになります。
この時も荒縄に遊びが生じないよう交差させてください。
【元側の縄で輪を作る】
遊びが生じないよう、左手で先端側と元側の交差点を押さえます。
そのまま左手で交差点を押さえたまま、右手で元側の縄を持ち、先端側の縄の周りを囲むように輪を作ります。
【先端側の縄を輪に巻く】
輪が出来たら左手で輪の根本(交差点)から持ち直します。
右手で先端側の縄を、輪の根本(交差点)に一回巻き付けます。
ここも遊びが生じないように巻き付けます。
【元側の縄を引いて締める】
先端側の縄を巻き付けた輪の根本(交差点)を右手で押さえます。
元側の縄を左手で引いて締めると輪が閉じていきます。
輪が完全に閉じれば『疣結(イボイ)』の出来上がりです。
遊びがないか確認してみましょう(笑)。
【荒縄を切る】
必要に応じて適度な長さで荒縄を切断します。
先端側と元側の縄の長さを揃えると、見栄えがイイです。
※結ぶ時点で先端側の縄の長さを調整することで、先端側の余分な縄を切らずに済みます。
※右手・左手は余り意識しなくてイイです。やり易いように結んでください(笑)。
最後に…
正直に言うと上手く説明できた気がしません(笑)。
理解できても最初はユルユルになるでしょう。
何度も繰り返し練習してみてください。
上手く結べるようになると結構便利です。
生活の何処かで何かの役に立つでしょう(多分)。
コメント
ウサギさん、こんばんは!
2階から出入りしていたくらいの大雪の年に生まれた、まかデス。
すみません! いま夜というのも手伝って頭が働かないのでちゃんと理解しきれませんでした。泣
でも、元デパ地下社畜店員だったので、配送の梱包とかのと同じような要領だと思います!
とにかく冬の、凛とした空気が伝わってきましたよー。
私は今めっちゃ筋肉痛です。
しかも太ももだけ。。
きのうweb面接というのを初めてやって、面接そのものよりもうまくwebとやらが出来るかどうかで緊張して座っていたのが原因です泣
明日、もう一度この結び方チャレンジしてみますね。
今週も平和に過ごせはりますように♪
まかサン こんにちは!
服役中?の一匹ウサギです。
イボイに挑戦なさったのですか?(驚)
先端側・元側の縄の両側の輪が、互いに巻き付き合う構造になっているのですが、あの記事は詳しく説明しようとして、余計に解りづらくなった感が否めません。
無理せずYouTube動画を見た方がイイ気がします!(笑)
ちなみに、イボ結い・男結び、等と呼ばれることもあるようです。
web面接、お疲れ様でした。
俺も転職を考えるなら、web面接に慣れておく必要がありそうですね(面倒な時代になったモンだ…)。
取り敢えず太もも鍛えておきます(笑)。
こっちは雪が積もりだしました。
どうかお身体、無理なさらぬように。
いまニュース見ました!日本海側に津波がとか。
ウサギさんのご家族、大切な方々がどうかご無事でありますように!!